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サンワテクノスによる、エムテックの株式交付による子会社化

サンワテクノスは、2025年7月24日、サンワテクノスを株式交付親会社とし、エムテックを株式交付子会社とする株式交付を行うことを取締役会にて決議した。

エムテックは、福岡県北九州市に本店を置き、ロボットシステムの開発、自動化設備の設計・製造、コーティング技術の開発・製造等を行う会社。FA制御ユニットの設計・製作や検査・搬送システム構築といった高い専門性と柔軟な現場ニーズに即応する柔軟な体力を有しており、サンワテクノスとは2023年から産業機械分野における技術ソリューションにおいての業務提携契約を締結、協働していた。2025年3月期売上高217,334千円、営業損失127,806千円、経常損失118,619千円、純資産951,418千円(本株式交付と同時に行う会社分割後の純資産額462百万円)。

サンワテクノスは、2030年を見据えた長期ビジョンのもと、第12次中期経営計画「SGP2027」を掲げており、戦略的投資と事業構造改革を加速していた。本株式交付により、開発体制の強化や商品戦略・イノベーション力の拡充、両社のリソースを統合した新たなビジネスモデル構築といったシナジー創出を見込んでおり、両社の中長期的な企業価値向上に資するものと判断した。

IR資料元:サンワテクノス株式会社 2025年7月24日公表「株式会社エムテックの株式交付(簡易株式交付)による子会社化に関するお知らせ



※当社では、どのような会社がどのような相乗効果を見込みM&Aを実施しているかをお伝えし、社会的に問題になっている後継者不在及び事業の存続等の問題を解決する一助になればと考え情報発信しております。

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