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信越化学工業が、三益半導体工業をTOBにより完全子会社化

信越化学工業株式会社は、2024年4月25日開催の取締役会において、三益半導体工業株式会社(証券コード:8155、株式会社東京証券取引所プライム市場)の普通株式を金融商品取引法に基づく公開買付けにより取得することを決議した。

信越化学工業株式会社は、三益半導体工業株式会社の株式を42.75%(2024年4月25日時点)直接所有、並びに、完全子会社である信越半導体株式会社を通じて1.12%(2024年4月25日時点)間接所有している。今般、三益半導体工業株式会社の全ての株式を取得し、完全子会社とするための取引の一環として行うもの。

信越化学工業株式会社は、本取引を通じて、ウエハー生産能力のより円滑な適時適所配置 、多種多様なウエハー需要により良く応える品揃えの拡充、スピンプロセッサーの販路拡大などのシナジー効果を期待できると考えており、三益半導体工業株式会社としては、の既存事業の海外への販売機会の拡大、300mm シリコンウエハー加工技術の更なる向上、上場維持のためのコスト削減・業務負担の軽減とそれによる経営資源の振替等のシナジー効果を期待できると考えている。

IR資料元:信越化学工業株式会社 2024年4月25日公表「三益半導体工業株式会社株式(証券コード 8155)に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ」



※当社では、どのような会社がどのような相乗効果を見込みM&Aを実施しているかをお伝えし、社会的に問題になっている後継者不在及び事業の存続等の問題を解決する一助になればと考え情報発信しております。

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