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三井松島ホールディングスによる水晶デバイス計測装置製造のSaunders & Associates子会社化

M&Aの内容

三井松島ホールディングスは、2024年1月9日開催の取締役会において、同社連結子会社である三生電子株式会社が米国に新たに設立した法人を通じてSaunders & Associates, LLCの持分50.1%を取得することについて決議した。

2020年4月に三井松島ホールディングスグループに加わった三生電子は、水晶デバイスの生産設備・計測装置の製造・販売を行っており、水晶デバイスの製造工程のうち組立から検査まで幅広くカバーしたインラインシステムを製
造・構築可能な国内唯一の装置メーカー。Saunders & Associates, LLCの計測器は水晶デバイス製造工程の全工程に使用されており、特にネットワークアナライザー(水晶振動子用の計測器)においては精度の高さと使用簡便さにより、国内だけでなく、中国、台湾、欧米など世界中の水晶デバイスメーカーに使用されている。

同社は、三生電子の水晶デバイス業界でのプレゼンス向上を実現することに加え、同業界の発展及びグループシナジー創出に貢献するものと考えており、今後も新規 M&A、グループ会社の成長への積極的支援に注力する。

IR資料元:三井松島ホールディングス株式会社 2024年1月9日公表「当社連結子会社の三生電子株式会社による Saunders & Associates, LLC の持分取得(子会社化)に関するお知らせ」



※当社では、どのような会社がどのような相乗効果を見込みM&Aを実施しているかをお伝えし、社会的に問題になっている後継者不在及び事業の存続等の問題を解決する一助になればと考え情報発信しております。

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