ミネベアミツミは、2024年12月10日、連結子会社であるエイブリック株式会社を通じて、株式会社ソシオネクストからメディカル関連事業の事業譲受を完了。
株式会社ソシオネクストのメディカル関連事業は、ヘルスケア・メディカル向けにハンドヘルド型超音波診断装置用ソリューション（LSI/基板モジュール/装置）を開発・販売している事業。本事業の強みはLSIに加えてファームウェアも含めたシステムの深い知見と高精細画像生成を含む受信技術
エイブリック株式会社は、1968年に世界初の量産クオーツウオッチ搭載用CMOS IC開発して以来、小型・低消費電力を実現する高度なアナログ技術を駆使した製品開発をしている会社。本事業譲受により、エイブリック株式会社が強みとしていた送信技術と対象事業の強みである受信技術の補完関係が生まれることが期待されている。また、この事業譲受によるシナジー効果も含め、アナログ半導体事業全体として2029年3月期の目標売上高2,000億円を目指している。
IR資料元：ミネベアミツミ株式会社 2024年12月10日公表「当社連結子会社による事業譲受完了に関するお知らせ」
※当社では、どのような会社がどのような相乗効果を見込みM&Aを実施しているかをお伝えし、社会的に問題になっている後継者不在及び事業の存続等の問題を解決する一助になればと考え情報発信しております。