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アルプスアルパインが、パワーインダクター事業を台湾のDelta Electronics Inc.グループ(デルタグループ)に譲渡

アルプスアルパインは、2024 年8月 29 日開催の取締役会において、パワーインダクター事業を、台湾のDelta Electronics Inc.グループ(デルタグループ)に譲渡することを決議し、デルタグループの日本法人であるデルタ電子株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:華健豪)との間で本件事業譲渡に関する最終契約書を締結した。

アルプスアルパインのパワーインダクター事業は、DDRやDIMM等の次世代半導体メモリー市場向け製品を含むパワーインダクター及び当該製品に使用される磁性材料の研究開発、製造、販売を行う事業。

アルプスアルパインは、パワーインダクター事業領域では多くの電子部品メーカーが存在する中、自社の保有する技術だけでは今後将来的にグローバル市場全体の成長を取り込むことは困難と判断し、新たなパートナーの下で固有磁性技術の最大限の活用を図り成長機会を最大化させる判断とした。新たなパートナーとしては、今後大きく拡大が期待されるデータセンター需要への事業取組において自社との事業取引が多く、かつ長期にわたって信頼関係を構築しており、電源関連製品において業界をリードするデルタグループこそがベストと判断し、本件取引が両社の最大価値化につながると判断した。

IR資料元:アルプスアルパイン株式会社 2024年8月29日公表「パワーインダクター事業の譲渡に関するお知らせ」



※当社では、どのような会社がどのような相乗効果を見込みM&Aを実施しているかをお伝えし、社会的に問題になっている後継者不在及び事業の存続等の問題を解決する一助になればと考え情報発信しております。

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