代表者経歴
代表取締役 | 近藤 裕介 | ||||
経歴 | 2008年 | 大阪市立大学商学部卒業後金融機関に入社。主に中小企業の製造業を中心に融資業務全般を行う。新規事業領域として民間の金融機関が参入困難な農業分野も開拓。 | |||
2011年 | 大手独立系半導体商社に入社。国内大手産機・医療・電機・車載メーカー等へのデマンドクリエイション営業、海外顧客(台湾、マレーシア、インドネシア)に対して商流・商圏の統合を行う。 | ||||
外資系経営コンサルティング会社にて、半導体事業支援に従事する外部アドバイザーとして活動。 | |||||
2017年 | 大手信託銀行系のM&A専門会社に参画。年商規模100億円程度までの中小零細企業のM&A支援に従事。 マネージャー兼コンサルタントとして多数のM&A成約を支援。 |
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2020年 | 株式会社Blue.A.Advisoryを設立、現在に至る。 | ||||
主な成約実績 | ・電子関連OEM会社による、電子部品商社の買収及び商流の整理(事業譲渡) ・電子基板製造会社による、同業の買収(株式譲渡) ・ITソリューションを提供している会社によるECシステム開発会社の買収 ・投資会社によるSEOマーケティング会社の組織再編及び買収(会社分割、株式譲渡、早期EXIT) ・店舗デザイン、内装工事会社による、電気工事会社の買収(株式譲渡、債務引受) ・機械器具卸売会社による自動車・航空機用金属加工会社の買収(株式譲渡、事業承継、技術伝承) ・機械器具卸売会社によるプレス機器メンテナンス会社の買収(株式譲渡、事業承継、技術伝承) ・公共土木工事業事業会社による、同業の買収及び個人不動産買取(株式譲渡) ・大手石油元売関連会社による、自動車整備会社の買収(株式譲渡、債務引受) ・中堅エクステリア関連会社による住宅資材設計会社の買収(株式譲渡、事業承継) ・建設関連商社の倒産に伴う人材の受け入れ交渉(事業譲渡、再生) ・太陽光発電システム施工販売会社による建材卸会社の買収(株式譲渡、事業承継) ・中華系貿易商社によるペットフード療養食品卸売会社の買収(株式譲渡) ・ロジスティクス、運送事業会社による、重量物運送会社の買収(会社分割、株式譲渡) ・EC販売・福祉事業会社による繊維商品卸会社の買収(株式譲渡) ・大手ヘアサロンチェーンによる美容関連会社の買収(株式譲渡、早期EXIT) ・菓子OEM製造会社による菓子複数店舗の買収(株式譲渡、立て直し) ・菓子OEM製造会社による食品卸売会社の買収(株式譲渡) 他多数 |
代表者挨拶
当社は中小企業様へのM&A支援を行う会社です。
私自身前職も含めると相当数の成約を支援してまいりましたが、現在は、電気・電子・機械分野、特にエレクトロニクス分野に注力してM&A支援を行っております。
上記にもある通り私は過去独立系の半導体商社で働いておりました。
独立系商社でしたので、特定のメーカーを担ぐわけではなく国内外の様々なメーカーの商品を扱っておりました。例えば、工業系のメーカーへの提案営業では、モーター駆動基板にはinfineon社のMOSFETとSilicon Labs社のアイソレーターを提案しつつ、制御基板ではLattice semiconductor社のFPGA、リコー社の電源IC、京セラの水晶を提案する、みたいなことも行っておりました。
半導体の納期対応や不具合対応、EOL対応などもしていたので、開発の方だけでなく購買や品証の方とも時にかなりシビアな会話をしたことも多かったと思います。
また、購買担当者さんから依頼をいただいた定期コストダウンに対してコストダウンにつながるピンコンパチ製品を自ら確認して紹介したり、試作で載った製品の量産刈り取りをするためにEMS先や海外子会社などにも駆け回ったり、不具合対応の一環でお客様の工場ラインで毎週検品作業を行ったり、と色々ありましたが、今となってはいい思い出です。
今は中小企業様への資本提携をメインでお手伝いする立場ではありますが、この業界知識やお客様との折衝方法などはM&Aの現場でも活きていると感じています。
ある意味絶対的な立場にある購買担当者の方にもご納得いただけるM&Aの段取りというのは、購買担当者様からどういう要求が来るかが想像できないと難しいと感じますし、リードタイムも非常に長い商材でもあることから他の業種のような勢いでM&Aを進めてしまうと最後にしっぺ返しを食らうリスクも高いと思います。
M&A仲介業という仕事は、スキームを組み立てて、相手先を見つけ、条件をまとめて、契約書に落とすだけが全てではありません。
M&Aに関する知識と経験に加え、業界に特化した業務経験・知識も必須となりますので、その点当社のサポートを魅力に感じていただければ大変嬉しく思います。
「日本の技術」というと、人の手による微細な加工技術や筐体関連の加工技術を連想することも多いですが、エレクトロニクス分野においても優れたアナログ・デジタルの技術があるのは間違いないですし、それを支えるロングテールの中小零細の商社様や製造関連企業様などがいるのも確かです。
M&Aがそうした技術の継承に繋がるものと信じて、当社では今後もM&Aの支援を行っていければと考えております。
株式会社Blue.A.Advisory
代表取締役 近藤 裕介